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サイボウズ「kintone」の動向に見る、AI時代に向けた大企業の課題と対策

情報元:ITmedia AI+ 2026-08-31T06:30:00.000Z

情報元による記事紹介

大企業を対象とした「AI時代の課題と今後の対応」について、サイボウズが「kintone」の実績や顧客動向を踏まえて見解を示した。AIを活用したい全ての企業にとっても参考になりそうだ。

AIによる記事の要点

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【概要】 サイボウズは2026年8月20日の記者説明会で、ノーコード開発ツール「kintone」の実績(国内約4万社導入、東証プライム企業の約46%が導入)を踏まえ、AI時代における大企業の課題と対応策を提示した。大企業はAI活用に向けて、データプラットフォーム構築、AIエージェント導入を前提とした組織・業務の再設計、AI活用を支える企業文化の醸成という3つの課題に直面している。 【具体的なポイント】 ・**大企業が直面する3つの課題** サイボウズの池田陽介氏は、AI活用における大企業の課題を「データ」「業務」「カルチャー」の3つのキーワードで整理した。市民開発の拡大とセキュリティ・ガバナンスの両立、AIエージェント導入に向けた組織体制の整備、AI活用を前提とした企業文化の構築が必要とされている。 ・**データプラットフォームの重要性** 大企業は従来、従業員のAIリテラシー向上とデータの質・量改善に取り組んできたが、その過程でデータプラットフォームの重要性が認識されるようになった。池田氏は「社内に散在するあらゆるデータを一元的に集約・連携し、誰もが適切な権限の下で安全に活用できるようにする企業のデータ基盤」と定義し、AIやノーコード開発ツールの価値を最大化させるのに必須と述べた。 ・**「AIと働く」ための組織・業務の再設計** AIエージェントが自律的に業務をこなす時代に対応するには、組織構造と業務内容の曖昧性を排除し、APIのように連携できる体制が必要である。組織や業務が曖昧だとAIエージェント活用が限定的になるため、再設計は不可欠な課題となっている。 ・**「AI-Ready」企業の実現にはテクノロジーと組織の両輪が必須** 池田氏は「AI-Ready」を「企業としてAIを効果的に活用できる状態」と定義し、テクノロジー導入と組織が使いこなせるかは全く別の話で、両輪で進める必要があると強調した。どちらか一方が欠けると、テクノロジーは「使えない」か「使われない」で止まってしまう。 ・**企業文化・風土の構築** 人がAIを使いこなし、前向きに挑戦し続ける組織文化と新しい道具を使いこなす風土の構築が重要である。これにより、市民開発による「攻め」とガバナンスによる「守り」の両立が可能になる。 ・**kintoneの位置付け** kintoneはノーコード開発ツールとして前面に打ち出されているが、アプリケーション開発・連携の広範な適用とAI活用により、データプラットフォームとしても機能し、大企業の課題に対応できるとサイボウズは主張している。 【注目点】 大企業にとって最大の課題は、AIエージェント導入を前提とした組織・業務の再設計であり、これは経営戦略に直結する一大改革として経営者主導で推進すべき取り組みである。テクノロジー導入だけでなく、組織体制と企業文化の同時構築が成功の鍵となる。 **用語説明** **kintone|サイボウズが提供するノーコード開発ツール。プログラミング知識がなくても業務アプリケーションを開発・連携できる** **ノーコード開発ツール|プログラミングコードを書かずにアプリケーションやシステムを構築できるソフトウェア** **データプラットフォーム|企業内の散在するデータを一元管理し、安全に活用できるようにする基盤システム** **AIエージェント|様々な業務を自律的にこなす人工知能システム** **AI-Ready|企業がAIを効果的に活用できる状態。テクノロジーと組織体制の両立を指す** **市民開発|IT部門以外の従業員がノーコードツールなどを使って業務アプリケーションを開発すること**

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